引っ張ったり引っ掻いたり刺激による脱毛

髪の毛が抜ける原因のひとつとして外部からの物理的な刺激を受けることで抜けてしまう場合もあります。一時的な抜け毛ではありますがそれが慢性的に続くと髪の毛が抜け続けて薄毛になってしまう可能性があります。

引っ掻いてしまったりして抜け毛が増える

頭皮を引っ掻いてしまうことで抜け毛が増えることがあります。引っ掻いてしまう理由は痒い、乾燥、皮脂の酸化などがあります。これらは全て頭皮環境が良いとはいえません。

かゆみが出ている場合は頭皮が炎症を起こしている可能性があります。頭皮が乾燥している場合はシャンプーが合っていないこともあります。皮脂の酸化は当然毛根によくありません。

引っ掻くにはそれなりの理由があり、それは頭皮が異常を起こしているからなのです。この場合、引っかかなくても抜け毛が増えている可能性もあり得ます。頭皮環境を整えるには今使っているシャンプーや生活習慣の見直しが必要です。

特に何も考えずに購入している普通のシャンプーは合成界面活性剤を使用しているため頭皮にはよくありません。刺激が強すぎること、余計な皮脂まで落としすぎて乾燥しやすくなることが挙げられます。基本的に頭皮のことを考えるとアミノ酸系シャンプーが良いでしょう。育毛シャンプーはどれもアミノ酸系で合成界面活性剤は不使用のものがほとんどです。

ヘアゴムで髪の毛を引っ張って結んでいる場合

真ん中分けで二つ結びをしていると分け目が薄くなってきたり、髪の毛をオールバックにしてぴっちり結んでいると生え際が後退します。
物理的に髪の毛を引っ張り続けることで毛根への物理的ストレスで引っ張られている部分が次第に抜けていきます。

男性の場合はなかなかありませんが、女性はピッチリと髪の毛を引っ張ってヘアゴムでまとめることが多いので一番負荷のかかる部分が抜けていき特徴的です。基本的には髪の毛は自然なままにしたほうがよいでしょう。

シャンプーのときの刺激で抜け毛が増える

シャンプーのときはゴシゴシと頭皮をこするように洗っている人が多いと思いますが、これは擦ったほうが毛穴の汚れが取れやすいと思っているからでしょう。しかし擦らなくても十分汚れは落ちています。最初のシャワーだけで大部分の汚れが取れるのです。

またシャンプーのときにゴシゴシ洗うことで発毛している細い産毛に近い繊毛が擦られてそのまま抜けてしまいます。繊毛はまだ弱いため引っ張られると抜けやすいのです。新しく発毛した毛がシャンプーでゴシゴシしていることで抜けてしまうので、髪の毛が育ちにくくにって全体的な量が減り薄毛になります。

シャンプーの際のポイントとしては強く擦らないことです。指の腹でかすかに触るかどうかという圧力まで抑えましょう。また頭皮を揉むようにして毛穴の汚れを浮き出すようにして洗う方法もあります。このようにゴシゴシと擦らないようにするだけで抜け毛は劇的に減ります。

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