枕に抜け毛が多かったら要注意

テレビCMなどで朝起きたら枕に抜け毛が多く落ちている、薄毛の前兆だ、と焦る男性を見たことがあるでしょう。枕に抜け毛が多い場合、今後抜け毛と薄毛が進行する可能性が高いため気をつける必要があります。

何もしていないのに枕に抜け毛が落ちることは普通はない

髪を触るなら抜けても当然

シャンプーのときやタオルドライ、ドライヤーで乾かすとき、ワックスなどの整髪料を付けるときに抜ける髪の毛はまだ正常です。なぜなら髪の毛自体を引っ張ったりしているわけで、その拍子に抜けてしまうことはありえるからです。これだけで抜け毛が多いとは判断できないと言う方が正しいかもしれません。

極端に寝相が悪い場合

寝ている間に枕と髪の毛が何度も摩擦を起こしてそれがきっかけで抜ける髪の毛が枕についてしまうというものです。
同じようにして寝ている時に頭をかきむしったりしている場合です。このときに髪の毛が抜けていて、起きた時に枕に抜け毛が散らばっている感じでしょうか。

髪の毛を洗っていない

例えば1日おきにシャンプーする、これは育毛にとって全く悪いことではありません
基本的に皮脂、頭皮、毛根を考えると1日おきのシャンプーでも問題ないことがわかっています。しかしシャンプーのときにか一番抜け毛が出るので、この時にかなりの量の髪の毛が抜け落ちます。

しかしシャンプーをしないまま寝てしまうと、シャンプーで抜けるはずだったその日の抜け毛が枕に付いてしまうという可能性は非常に高いです。

何もしていないのに抜け毛が多いのは危険

しかし枕に抜け毛が多い場合、寝ている間に自分で髪の毛を触ったりしていない限りは目立つようにして抜け毛が多いことはほとんどないのです。

それでも抜けているということは、寝返りの時などに枕に髪の毛が擦れることによって抜けている可能性が高くなります。この程度の刺激で抜けてしまう髪の毛は当然あります。風でも抜ける髪の毛は抜けますから。

どれくらい枕に抜け毛があるかが重要

枕に落ちている髪の毛が数十本レベルである場合は早めに育毛したほうが良いでしょう。このレベルになると抜け毛は確実に増えています。逆に10本前後であればまったく問題ありません。それくらいは抜けることがありますし、抜けていなくても髪の毛に絡まっていて抜けている毛はあるからです。

シャンプーを変える

もしトニックシャンプーなどの市販の強烈なスカルプシャンプーを使っているとしたらまずはこれを安全な育毛シャンプーに買えましょう。頭皮への刺激が少なくなるため、今まで無駄に抜けていた髪の毛が減る可能性はあります。

また頭皮環境が安定化するので毛根への刺激も減り髪の毛が育ちやすい環境を作ります。

育毛剤を使いはじめる

育毛剤は髪の毛を育てるだけでなく抜け毛も予防する働きがあります。毎日最低でも朝晩は育毛剤をつけてマッサージするようにしましょう。可能であれば昼間も1回使えるとさらに効果的です。

育毛サプリを飲む

まだ薄毛が気にならないけど抜け毛が多くて怖い、という方は育毛サプリがお薦めです。育毛サプリは基本的に男性特有の脱毛を抑制するノコギリヤシと亜鉛をメインに配合しています。髪の毛があるうちに抜け毛を抑制して太い毛まで育て上げることが大切です。

よる寝る前に飲んでおくと良いでしょう。

寝る時間を10時くらいにする

夜10~2時の間は成長ホルモンが最大に分泌される時間帯です。しかしこれは睡眠中にしか分泌されないのでこの時間帯に眠っていることが大切です。
寝ている間に髪の毛を育てる意味でもできるだけ早く寝るようにしましょう。

これらの育毛を続けて、抜け毛が減ったと感じるまでに最低でも数週間は必要です。髪の毛が生えるよりも抜け毛を減らすほうがどちらかと言えば実感しやすいはずです。コツコツ育毛を続けていけば将来の薄毛を予防できるでしょう。

危険な抜け毛

短い髪の毛や細い髪の毛が抜けているとAGAの可能性がかなり高いです。要するに生えてきた髪の毛が育つ前にどんどん抜けているということで、AGAの特徴でもあるジヒドロテストステロンによる脱毛シグナルが生え始めの髪の毛の毛根に対して作用しているからです。

逆に言えば太い髪の毛が抜けている分には多少髪の毛の量は減りますがそこまで気にする必要はないと言えます。当然の新陳代謝の範囲内ということです。

枕の抜け毛は恐怖体験を疑似体験させるイメージ戦略

ふと思ったのですが、枕に抜け毛が大量に落ちているというのは、よく抗がん剤の副作用などでも見ることがあると思います。この恐怖体験を薄毛を気にしている人に対して植え付けようとしている悪意さえ感じました。そう考えるととても悲しい気持ちになりますね。

私は枕につく抜け毛はあまりなくシャンプー時の大量の抜け毛でいつみストレスを感じますが、恐怖を煽って育毛商品を買わせようというのはまったく賛成できないですね。

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