市販男性向けシャンプーは育毛に良くない
全てにおいて、というわけではありませんが、市販されている頭皮の脂をごっそり取り除く、というようなキャッチフレーズで販売しているシャンプーは育毛の観点から考えると危険であると言えます。皮脂はなぜ存在しているか、ということを考えればすぐにわかるでしょう。
皮脂は頭皮に必要なバリア成分
皮脂は頭皮にとって外部からの刺激から守るためのバリアになっています。皮脂という油膜があるからこそ頭皮が乾燥せずに済むのです。乾燥肌の方や、シャンプーした後に冬場の乾燥した外にでると一気に頭皮がピキピキとヒビ割れていくのがわかると思いますがこれを皮脂が守っています。
そして皮脂がなくなれば、頭皮は皮脂を補充するためにさらに皮脂分泌量を増やします。この繰り返しによって普通では分泌されない量の皮脂が分泌されてしまいます。
男性用シャンプーは皮脂を取り過ぎてしまう
主に男性用シャンプーの仕様としては、皮脂汚れをごっそりと取り除くことやメントール系成分によって頭皮をスッキリ爽快感が感じられるようにすることなどがありますね。毛穴に余分な皮脂が溜まってしまうと確かに酸化して痒みが出たり抜け毛の原因の一つになり得ます。
しかし皮脂をとりすぎてしまうと頭皮のバリアがなくなっているため、外気からの刺激にさらされてしまいます。頭皮が感想しすぎたり、さまさせまな影響を頭皮が受けることによって、頭皮に負担が掛かってしまうことも。
そうすると他の要因と重なってフケが出たり、逆に皮脂分泌量が多すぎてベタベタしてしまったり、と良いことはありません。これに関しては男性向けがダメというよりもほぼすべてのシャンプーに含まれている石油系洗浄成分であるラウリル硫酸、ラウレス硫酸がよくないということです。
男性が特に使う、男性向けに特化するシャンプーの場合は皮脂除去効果が高いため、特に育毛としては良くないといえるでしょう。
アミノ酸シャンプーがお薦め
育毛シャンプーに使われている洗浄成分は市販のものと違って、洗浄力を維持しながら余計な皮脂を残して洗いあげることができるアミノ酸が洗浄成分として入っています。
頭皮への負担も軽減でき、皮脂が適度に残っているためベタベタしませんし、洗いあがりもスッキリしています。
頭皮の状態が安定していれば炎症が起こることも減りますし、育毛するにあたって頭皮の異常を招かずに済むでしょう。
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