育毛に効く食べ物

育毛に効果的な食べ物は色々と書かれていますが、実際にはバランスの良い食事をとるのがベストです。しかしそれに加えて特に食べると良い、髪の毛の原料となる成分や成長ホルモンのための食事などを解説していきます。

豆腐を食べて育毛

豆腐豆腐は植物性たんぱく質が豊富で髪の毛に良いとされています。肉類とは違い低カロリーでヘルシーなので健康にも良い食材です。豆腐と一緒に大豆製品全般を意識して食べるようにしましょう。

大豆製品は全般的に髪の毛に良い

豆腐髪の毛自体がたんぱく質で構成されていること、さらに私達の体のほとんどが水分とたんぱく質でできていることからも体にも十分なたんぱく質が必要であることがわかります。髪の毛の成長にもたんぱく質がとても欠かせないものの一つです。

特に植物性のたんぱく質は体への負担が少ないことも特徴のひとつです。大豆製品でも豆腐はさまざまな料理に応用できます。そのまま食べてもいいですしサラダに入れたり味噌汁や煮物など何にでも使えます。

毎日豆腐を食べてたんぱく質を補給する

豆腐髪の毛だけでなく体を構成するたんぱく質を低カロリーでとるには大豆製品が特にお薦め。豆腐は食べやすく腹持ちもよいのでダイエットにも効果的です。メタボとハゲを同時に改善していけると思えば俄然やる気が出るのではないでしょうか。

一時期豆腐とキムチを一緒に食べると発毛効果があるという発表があり、育毛剤やサプリまで販売していますが、実際は根拠がなく捏造であったとされて大学を除名された研究者がいました。編集者も一時期は毎日豆腐とキムチを一緒に食べていました。2週間くらいしか続かなかったため、効果はわかりませんが、現時点でこれらの根拠はまだ明確ではないようです。

それよりも豆腐を食べてしっかりとたんぱく質を補給することのほうが髪の毛だけでなく体に良いのです。

牡蠣の亜鉛で育毛

牡蠣の亜鉛で育毛冬場になると特に和食系だとカキフライを出す飲食店が多くなっています。牡蠣には多くの亜鉛などミネラルが含まれていて、AV男優が飲んで食べているという話題が出るほどです。

牡蠣には亜鉛が多く含まれている

天然の亜鉛を多く食べられることから、牡蠣は絶好の食材と言えます。牡蠣1つで亜鉛が2mg程度で、一日に必要な亜鉛の量は15mg程度。7個も食べる必要はありませんが、サプリメントの補助とした美味しく食べるのであれば良いでしょう。

特に加熱した牡蠣は亜鉛がさらに多く摂取できるということでカキフライなどがお薦めです。
夏場は牡蠣がしっかりと成長しないのでやはり旬の牡蠣が一番ということですね。

亜鉛以外にも牡蠣の成分は体に良い

牡蠣の亜鉛で育毛牡蠣というと亜鉛というように考えがちですが、タウリンが多く含まれていて血行を促進して頭皮マッサージの効果も良くします。さらにリジンも含まれていて発毛効果も期待できるでしょう。
最近はオイスターバーなどで牡蠣をたくさん食べる機会も増えていることから、もし食べる機会があれば積極的に食べると育毛にも良い結果が出るでしょう。

たんぱく質を大量に食べると育毛に良い

髪の毛の原料になるたんぱく質は当然たくさん食べたほうが良いでしょう。またそのたんぱく質は普通に食事している量では圧倒的に足りないこともわかっています。そして薄毛になって髪の毛が細くなっているときは特に髪の毛を作っていく必要があるため多めのたんぱく質を摂取すると効果的です。

髪の毛はタンパク質で出来ている

髪の毛はケラチンというたんぱく質でできていて、たんぱく質が不足すれば当然髪の毛の材料が不足するということですから細くなったり減ったりするはずです。基本的にダイエットを初めて髪の毛も細くなってパサパサになったというのはこれが原因だと考えています。

しかも私の場合は筋トレをけっこうハードにするタイプなので、筋肉へ使われるたんぱく質が多く、髪の毛にも必要だけど満遍なく栄養として行き渡っていないのかもしれないと思うようになりました。そしてさらにプロテインを飲まなくなり、しかも食事も不規則になってたんぱく質摂取がかなり減ってから髪の毛が細くなって薄毛がとても目立つようになりました。

こう考えていくと、髪の毛を太くするためにはたんぱく質も必要ってことなんですよね。亜鉛が髪の毛を作るためには必要だと言われていますが、実際はたんぱく質があってこその亜鉛というわけです。

肉が一番たんぱく質が多いけどNG

肉類が一番たんぱく質が含まれています。たんぱく質をたくさん食べて髪の毛を作るために必要な栄養を摂ろうとすると無駄なカロリーと脂肪分かを取り過ぎてしまってデブになるだけでなく皮脂も多くなってより抜け毛が進行する可能性があります。

鳥のささ身などのようなたんぱく質が豊富で脂肪分もカロリーも少ない肉であればOKです。あとは魚なども安全です。最も良いのは大豆製品ですが肉類に比べるとたんぱく質の量は歴然の差がでますので、大豆製品では満足できるほどのたんぱく質は摂取できません。

プロテインを使うのが理想

プロテインで脂肪分や炭水化物などが極限まで落とされた高濃度のプロテインがあります。それを使えば単純にたんぱく質だけを効率よく吸収できるようになっているためお薦めです。

プロテインにも大豆を使ったソイプロテインがありますが、溶けにくく飲みにくいので普通はホエイプロテインを飲みます。

プロテインはいつ飲めば育毛に効果的か

まずは起床後です。すぐにたんぱく質を補給してあげることが重要。その後朝食を食べて時間差をつけたほうが良いでしょう。

昼食後のおやつの時間に2杯目のプロテイン摂取。これはプロテインバーなどでも代用できますが、たんぱく質が10g程度しか入っていないのに価格が高いので普通のプロテインを飲んだほうが断然安く済みますし25g以上のたんぱく質を補給できます。

夜は寝る30分前に飲むようにしましょう。夜中の髪の毛の成長のゴールデンタイムにしっかりとたんぱく質補給することと、朝までたんぱく質を補給できないためこのタイミングでプロテインを飲むのがお薦めなのです。

ついでに運動もするとより育毛に効果的

せっかくプロテインを飲むなら筋トレとかしたいな、と思うのが男性です。
当然ですが、筋トレをしたり運動したほうが成長ホルモン分泌が高まるので髪の毛を育てる上では有利になります。特に成長ホルモンと代謝促進は毛母細胞活性化にとっても良いことなので、今まで運動していなかった方は育毛のためにも筋トレを始めてみるのも良いと思います。

同時にビタミンB群も一緒に摂取する

髪の毛の材料としてたんぱく質を活用するためにはビタミンB群が必要になります。逆に言えばビタミンB群が不足するとたんぱく質は沢山摂っていても髪の毛が作られにくくなったり、最悪皮脂分泌量も増えてしまいます。育毛のためにたんぱく質を摂るなら必ずプロテインとビタミンBはセットで摂るようにしましょう。

特にビタミンB群は皮脂分泌量を減らすことができるので頭皮がいつもベタベタしているという方は1日数回に分けてビタミンB群のサプリを飲むようにしましょう。

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