ミノキシジルの初期脱毛の期間と耐える方法

ミノキシジルを使い始めると一部の髪の毛が抜けまくる

ミノキシジル配合の育毛剤を使い始めると、1週間ほどで髪の毛が今までよりも多く抜け始めます。これを「初期脱毛」と言います。言葉の通り、ミノキシジルを使い始めた初期にだけ抜ける脱毛のことで、途中で初期脱毛は止まります。

しかし初期脱毛は意外と長く続くのでビビって途中でミノキシジルの育毛剤を使わなくなる人も昔はいました。最近は情報があり初期脱毛について事前に知っているので途中放棄する人はほぼいません。

初期脱毛はどれくらい続くか

初期脱毛は人により差がありますが、毎日200本前後の髪の毛がシャンプーのたきだけで抜けます。そして期間はミノキシジル配合の育毛剤を使い始めて2週間もすれば抜け毛が今までと同じか今まで以上に抜けていることに気づきます。

その後2ヶ月は初期脱毛が続きます。毎日生えるための育毛剤を使っているというのに、なぜこうも抜け続けるのか不安になりますが、これはミノキシジルの効果によって髪の毛の生え変わりが促進されているためなんですね。これを「毛周期」と言います。

毛周期が1サイクルすると新しい髪の毛が生えてすべて入れ替わる

毛周期は髪の毛が生えてきて成長し、そのまま維持してから抜けるまでのサイクルのことです。AGAの場合は維持する工程が異様に短くなって、生えてきてもすぐ抜けてしまいます。

ここでミノキシジルを使うと今ある髪の毛を成長させ、これから生えてくる髪の毛をしっかり太く元気に生やす働きがあり、これから抜ける予定だった髪の毛がこのスピードに押されて抜けていくのが初期脱毛です。

初期脱毛で一時的に抜け毛は増えますが、それと同時に新しい髪の毛が生え変わるように生えてきているので問題ありません。

生えるスピードのほうが当然遅いので一時的に髪の毛の量が減ったように思えますが、2ヶ月するとかなり伸びてきて(2cm前後)、3ヶ月するとさらに伸びる上に、ミノキシジルを使っていなかったときと比べると1本1本が太く生えてくるので密度が高まります。よって髪の毛が増えたように実感できます。

初期脱毛のため3ヶ月くらいはほぼ効果が実感できない

ミノキシジルを使うと想像以上に髪の毛が抜けていきます。初期脱毛は脱毛の本数も多い上に毎日続きますから精神的ダメージも大きいですし、髪の毛の量も減って薄毛が進んでいるようにも感じてしまうでしょう。

しかし3ヶ月以降は初期脱毛が止まって髪の毛が生えてくるしかない状態になります。そこまでは薄毛に耐えるしかありません。

ミノキシジルの初期脱毛をどうやって乗り切るか

かなり地肌が見えている場合は無駄に髪の毛は伸ばさず、短めにして耐えるほうが清潔感があってオススメです。長髪バーコードは絶対に避けてください。

髪の毛がまだあるなら、まず散髪に行くのを遅らせます。散髪に行くときは前回から2ヶ月経っていても「1ヶ月ちょっと経ったからその伸びた分だけカットして」といえばOKです。

帽子を被ると蒸れて抜け毛が増えるというのは都市伝説なので、気になる方は帽子を被るのもオススメ。年齢にもよりますが、普通にNEW ERAの大きめのキャップを被るだけでもめちゃオシャレですよ。初期脱毛が終わり髪の毛が生え揃ってもキャップ生活して問題ありません。蒸れるだけで抜け毛が増えるなら脱毛サロンとか不要になっちゃいますよね、普通に考えればそういうことなんです。帽子でハゲるという人は帽子ではなく常在菌マラセチアかAGAが原因と考えられるので気にしないようにしましょう。

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