タバコで抜け毛が増える

タバコは良いことがないほど体に害を与えます。肺がんなどが指摘されますが、薄毛に関しても良い影響はないようです。ただしタバコを吸っていてもフサフサで剛毛な白髪交じりのオジサンも多いのは確かで、薄毛になり得る要因の1つであると考えておきましょう。

タバコによって髪の毛にダメージを与える

タバコを吸うとニコチンやタールが肺に吸着します。これによって色々な病気になってしまうわけですが、まずは酸素交換がスムーズにできなくなってしまいます。この時点ですぐに健康被害が出ているのです。

酸素交換がスムーズにできなくなると体中に十分な酸素が行き渡らなくなります。同時に毛細血管を通して全身に栄養が送られますがこれも滞ります。当然ですが頭皮にある血管にもしっかりと栄養が運ばれなくなります。

頭皮へ栄養が行かないことで抜け毛リスクが高まります。また血管が収縮して血流も悪くなり頭皮マッサージをしても血行が良くならないなど、髪の毛を元気に育てる環境としては劣悪な状態になると考えましょう。

タバコは百害あって一利なしというのは育毛にも言えることです。

喫煙者全員がハゲるわけではない

ただしヘビースモーカーでも剛毛で髪の毛のボリュームがすごすぎてモッサリした人がいますが、これも個人差なので全てのヘビースモーカーが抜け毛が多くなるということではないのです。

AGAが20代で発症する人もいればAGAの脱毛がない人もいますし、タバコを吸っていても肺がんなどにまったくかからない人もいればすぐに肺がんやCOPDなどの病気になってしまう人もいます。

同様に煙草によって薄毛リスクが高まる人もいればそれほど影響のない人もいるのです。ただし将来薄毛を少しでも抑えたいと思っているのであれば健康被害についても考えた上で禁煙を始めたほうがよいでしょう。

禁煙・喫煙ラーニング
禁煙の方法やタバコの害、病気について解説された総合サイトです。禁煙グッズなどを利用して無理なく禁煙する方法がありますので参考にしてみてください。

軽い有酸素運動をしながら禁煙してみる

禁煙と発毛と育毛を同時進行するのにお薦めなのが軽いジョギングです。本当に軽いジョギングなのでおじいちゃんに抜かれていきますが、無視して軽いジョギングにとどめます。

実はAGAの原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)は汗によって出て行く可能性があることが有力視されています。ほぼ確実に減るそうです。だから有酸素運動で30分ないし60分で汗を出していくことでAGAの改善が見られる可能いが高くなるのです。

またタバコをやめるとストレスが大きくなるため、何か禁煙グッズでストレスを抑えていてもゼロにすることは不可能なので運動によってストレスを軽減していきます。

しかし長年の喫煙で肺が弱っているので、激しい運動はできませんし、学生時代の運動部のときのようにはいきません。今はおじいちゃんランナーに颯爽と抜かれてイイので、まずはゆったりと30分以上有酸素運動をして汗も出しておきましょう。

慣れてきたら運動習慣をつけてDHT排出も兼ねた有酸素運動ができるようになるとベストですね。個人的にはデブ予防とハゲ予防のために有酸素運動を毎日30分続けています。運動によって成長ホルモン分泌も高まるので一石二鳥。

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