枕が臭くて汚れていることと抜け毛の関係

枕カバーが自分のだけ黄ばんでいるというか、薄茶色っぽくなってまず汚い。汚れていてしかも臭いもする感じ。これと抜け毛の関係性はあるのか、というと場合によっては関係があると考えられます。枕が汚れていたら、それは皮脂が大量に出ている可能性があるからです。

枕が汚れる原因

まず枕が黄ばんだように汚れる原因はいくつか考えられます。シミのようになっていたら唾液の可能性もありますが、そうじゃなくて全体的に汚くなっている、しかも臭い、という場合は皮脂、汗が考えられます。

特に首周りはものすごく汗が出て汚れもとても強く出ます。試しに汗拭きフェイスシートで首の後ろだけでなく前も全体的にひと拭きしてみてください。黒く皮脂汚れが付くでしょう。これが毎晩の枕についている可能性が高いです。

そうじゃない場合は頭皮の皮脂汚れや汗などが枕に染み込んでいます。これらの汚れが酸化しているため臭くなっていると考えられます。

枕が臭いと抜け毛の原因になるか

枕は頭皮の状態を判断する材料としては難しい物で、枕が臭いから頭皮が汚れているとは一言では言えません。ただし頭皮が汚れた状態で寝ている可能性が高いので、夜寝る前にシャンプーをして頭皮と毛穴を綺麗にしてから寝たほうが育毛にはよいと言えます。

就寝中は成長ホルモン分泌が高まるため、できればキレイな頭皮で寝たほうが髪の毛の成長にはよいでしょう。皮脂がそのままになった状態で頭皮が酸化してしまうと毛穴によい影響があるはずがありません。酸化するということは劣化を意味していますので、少なからず育毛にとってはメリットにはなっていません。

毛穴を綺麗にして、育毛剤をつけて、頭皮マッサージをして眠るという一連のルーティーンを固定化してしまうと枕の汚れも臭いも減っていく可能性がとても高いです。それでも臭いがきつい、と言われたら加齢臭の可能性がかなり高いです。加齢臭は普通の石鹸では落とせませんので、専用の加齢臭石鹸を使って首元や耳の後ろを洗うようにしましょう。

枕が皮脂で汚れるほど汚い場合は脂漏性皮膚炎の可能性も

皮脂分泌量が異常なほど多くなってしまう脂漏性皮膚炎は誰もがなり得る頭皮の病気です。シャンプーしてもすぐに皮脂が大量に分泌されるため、枕が頭皮で汚れることはあり得ますし、同時に抜け毛も多くなります。

頭皮の湿疹や痒み、抜け毛がある場合で枕が汚れるレベルだった場合はすぐに皮膚科に行きましょう。

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