ミノキシジルタブレットは危険、副作用が半端ない

ミノキシジルタブレットの効果

ミノキシジルを飲むと、タブレットよりも吸収率が良くなり発毛効果が高いと言われています。そのため、AGAクリニックでは抜け毛予防のフィナステリドと併せて頭皮に塗布するミノキシジル配合は育毛剤と、服用するミノキシジルタブレットの3点セットを処方することがあります。

これによりAGAの抜け毛を止めてミノキシジル育毛剤とミノキシジルタブレットによる発毛と育毛によりAGA治療のスピードと精度が格段に上がります。

ミノキシジルタブレットは服用すると頭皮の血行が促進され、毛細血管から毛乳頭へ栄養素が抜群に供給されるので発毛力が一気に上がります。

ちなみに外用薬として頭皮に塗布するよりも内服したほうが発毛効果が高いと言われているので、ミノキシジルタブレットは薄毛がかなり進行している場合に有効です。

ミノキシジルタブレットの副作用

ミノタブで体毛が濃くなる副作用

ミノキシジルは血管拡張効果によって心筋梗塞が発生します。また髪の毛以外の全身の体毛が濃くなっていきます。これはミノキシジルの発毛効果がいかに凄いかわかるはずです。知り合いは体毛が濃くなりすぎて途中でミノタブ服用をやめていました。

頭痛と動機の副作用でビビってミノタブをやめる

そしてミノキシジルタブレット服用後に頭痛や動機を感じる人が意外と多いんです。これによってミノタブだけでなく、フィナステリドを含む「AGA治療のすべて」をやめてしまう人がいるのが残念です。

ミノキシジルタブレットが最強の発毛薬ではありますが、頭痛や動機のようなわかりやすい身体症状が出るので、もし体調に違和感があればすぐに服用を辞めたほうが良さそうです。ただしフィナステリドには動機や頭痛などの副作用はないので続けるべきです。

ミノタブと心筋梗塞の恐怖

ミノキシジルは血管拡張作用がありますが、発毛のためだけなら良いですよね。しかし実際には全身の血管を拡張してしまいます。このとき心臓内の血管拡張が起こり引き伸ばされて出血、心筋梗塞になった例があります。

症例としてはカナダと日本でミノキシジルを飲んでしまい心筋梗塞が起きた症例が報告されています。このふたつはミノキシジル以外の要因が関連していたのではなく、明らかにミノキシジルを飲んでしまったことで心筋梗塞を発症しました。日本はミノキシジルタブレットではなく、ミノキシジル配合のリアップを飲んでしまったことで心筋梗塞を発症。ヤバいですね。

なぜミノキシジル服用で心筋梗塞になってしまうかというと、ミノキシジルの血管拡張作用により、心臓の血管が過剰に引き伸ばされ出血し心筋梗塞を引き起こしています。

普通の心筋梗塞は動脈が詰まる動脈硬化によって心筋梗塞が起きますが、ミノキシジルは出血により心筋梗塞が起きるのです。

心臓肥大、足のむくみ

ミノキシジル5mgを服用すると心臓肥大が起こっていることもわかっていて、さらに足がむくむ副作用も珍しくありません。心臓が肥大化したり、足がむこんで腫れるのは血管拡張作用によるものであると考えられています。即死亡につながるとは思いませんが、確実にミノキシジルの血管拡張作用が頭皮の血管だけでなく全身に作用していることがわかります。

ミノキシジルタブレットは実は世界でどこも承認していないAGA薬

世界のどの国もAGA治療薬として承認していない

ミノキシジルはAGAクリニックや海外の個人預入サイトで購入できますが、実はAGA薬としては世界中どこの国も承認していないのです。

日本皮膚科学会のAGA診療ガイドライン

2017年に日本皮膚科学会のAGA診療ガイドラインが刷新さりました。そこに「ミノタブをAGA治療のために飲んでも良いか」、という項目で「推奨度D判定」がつきました。

判定はA、B、C1、C2、Dの5段階評価でAは推奨度が高く、Dは推奨度が低くなります。「推奨度D判定」とは「ミノキシジルを飲むべきではない」となっています。日本皮膚科学会がミノタブは飲むべきではない薬であると認定したわけです。

「推奨度D判定」はミノキシジルタブレットに発毛効果があるかないかではなく、「ミノキシジル内服療法は利益と危険性が十分に検証されていない」ためと日本皮膚科学会が結論づけました。結局効果はあっても副作用が強く出過ぎたらそれは推奨できないということです。

しかしミノキシジルタブレットの発毛効果は絶大

ミノタブはAGA治療用ではなく降圧剤

アメリカで処方されるミノタブ、ロニテンはAGA治療薬ではなく降圧剤です。アメリカのFDAはロニテンはAGA治療薬として承認していないどころかAGA治療薬として推奨していません。

ロニテンはAGA治療薬ではなくあくまで降圧剤として使われるものだからです。そして先程書いたように副作用が強いこともあり、AGA治療薬として多くの人が手軽に飲むものではないわけですね。

降圧剤だけど発毛効果があるからAGA治療に利用されるミノタブ

ただし効果としては降圧剤としてだけでなく発毛剤としても認められているため現在AGA治療のひとつとして服用されています。

アメリカから個人輸入して購入することも可能ですし、日本のAGAクリニックでもミノタブは処方されています。

ツルツルのハゲ方をしていたらミノタブを選ぶことも視野に入れる?

完全に波平のようなツルツルのハゲや、僅かに生え揃う程度の薄毛にまでなっている場合、多くのAGAクリニックではフィナステリド、ミノキシジル育毛剤、そしてミノタブを処方するはずです。というのもフィナステリドだけでは髪の毛の量を増やす即効性に欠けるからです。

少し薄毛が気になる程度ならフィナステリドだけでも十分使えますが、明らかに「ハゲ」認定されてしまう状態であればミノタブを使うほうがAGA治療の効果を早く実感できると考えています。

ミノタブを使うかどうかは医師と相談になりますよね。

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