脂漏性皮膚炎で抜け毛が増え、髪の毛が細くなる

脂漏性皮膚炎というのは、皮脂分泌量が多くなり、それによって頭皮が赤く炎症を起こしたり常にフケが大量に出続けるなどの症状があります。原因は過剰に分泌された皮脂とそれを養分にして増殖したカビのマラセチアという真菌の代謝物によって起こります。そしてこれらの炎症によって頭皮の状態が悪くなって抜け毛が始まり、髪の毛自体も細くなっていきます。

実際に脂漏性皮膚炎の脱毛になった

編集部にも2年間脂漏性皮膚炎を放置してしまったことでかなり薄毛進行が早まってしまった例があります。シャンプーをしても頭皮に合わないのか、すぐにフケが出てきてしまい、しかも抜け毛が大量で何もしていなくてもデスクに髪の毛が落ちていたり、肩に落ちていたりするため、毎日ガッカリする日々でした。

あるとき頭頂部周辺がやたら痒くなったため、そしてつむじ周辺が完全に髪の毛がなくなりつつあったのでこれはやばいと思って皮膚科に言った所、脂漏性皮膚炎でした。
この2年間はシャンプーしても抜けて、そのあともすぐ抜けて、同時にフケも出ているわけですが、これによって通常のAGAのようなM字ハゲと頭頂部の薄毛も相当早まったのではないかと考えています。

というのも、頭皮全体に脂漏性皮膚炎が及んでいて、さらには全体の髪の毛が減っている中で特にM字ハゲと頭頂部ハゲが目立ったからです。

治療開始とともに抜け毛は激減、フケはほぼなし

脂漏性皮膚炎の治療を始めると、まずフケがほとんどでないことに気づきました。ほとんどというか、まったくフケが出なくなったように感じます。また同時に頭皮の痒みもゼロ。こんなに頭皮が快適なことがあるんだ、と感心するほどです。

そして抜け毛も激減。シャンプーのときにも抜ける本数は50本以下、その後乾かした後にもほとなど抜けないように感じています。今までは普通にしていてかなり抜けてきていたので、そう考えると脂漏性皮膚炎の治療をしたことによって皮脂分泌量の軽減、真菌マラセチアの抑制、かゆみ予防による頭皮の保護などが効果を発揮しているのかもしれません。

もしフケが大量に出てスゴイという方はまず皮膚科ですぐに見てもらったほうが良いでしょう。

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