イチョウ葉エキスの血行促進効果はAGAに効果なし？

イチョウ葉エキスとは

イチョウ葉エキスとは、一様の葉っぱを乾燥させてアルコール抽出したものです。イチョウ葉エキスの名前は色々な育毛剤やその他商品で見かけると思います。

ドイツやフランスなどで血流循環改善薬として認められている成分ですが、日本ではそこまで至っていません。日本では解毒や抗炎症、妊婦向けの生薬やサプリ成分のような位置づけですね。

イチョウ葉エキスには血管拡張作用により血液の流れをよくする働きがあります。

しかしこれがAGA治療に使われる血行促進効果の高いミノキシジルと比較すると、ほとんど効果がありません。イチョウ葉エキスを頭皮に塗布したり飲んでも血行促進作用によって頭皮の毛細血管に栄養がいきわたり、髪の毛が生えてくる、なんてことはないのです。

イチョウ葉エキスには血管拡張作用はあり、ヨーロッパでは医薬品として認められてはいますが、AGA治療に効果があるとはまったく認められていないところに注目しましょう。

ヨーロッパでイチョウ葉エキスが医薬品として扱われていたとしても、それはAGA治療薬として医薬品認定されているわけではないところが重要で、AGA治療の血行促進効果、血管拡張効果が認められているのはミノキシジルだけです。

イチョウ葉エキスが血行促進効果としてまったく意味のないものではないですが、AGA治療として考えると効果はほぼ期待できません。なので、高い育毛剤を毎日必死でつけて頭皮マッサージしてもハゲが進行していくように、ミノキシジルが入っていない育毛剤を使い続けるのは無意味なのです。

まずはフィナステリドで抜け毛を止めて、そのあとでミノキシジルを使って絶大な発毛効果を促進させるか、私のように自然に任せて生え揃うのを待ちながらイチョウ葉エキス配合の育毛剤で軽めに頭皮ケアするか、この二択なのかなと思います。

というわけでイチョウ葉エキスに育毛効果を大きく持つのはAGAのハゲにとってはリスクなので過信してはだめという話でした。