薄毛は戦後以降に多くなった

昔の日本では薄毛自体があまり見られず、しかも薄毛自体に嫌悪感が広がっていたかというとそうではないようです。実際にハゲということで嫌な思いをするのは戦後最近になってからだと考えられています。

平均寿命が伸びて多くの人がハゲ始めた

江戸自体の平均寿命というのはだいたい40歳だったと言われています。40歳に亡くなるわけですからそれまでに薄毛にならなければ髪の毛がある程度フサフサのままで亡くなるのです。AGAによるハゲが20代中盤から始まったとしても、ちょんまげを結ってあるためわかりにくいというのもあります。

また戦前の平均寿命は60歳です。この時代にも薄毛はいましたが、それでも60歳でなくなるのですからそれよりも早く亡くなる人が多く、薄毛が完全になる前に亡くなる人も多かったでしょう。
また文化的にファッションとして帽子をかぶることが多かったのも薄毛があまり感じられない要因だそうです。現在サラリーマンが帽子をかぶるなんてことはないですからね。

平均寿命80歳でハゲが大量に

平均寿命が80歳くらいになってきた現代では、その寿命の半分くらいの40代ではまだバリバリ元気な状態です。病気や怪我などで亡くなるようなことも減り、40代で外を歩いている人は多くそのため戦前に比べるとハゲも多くなったと感じられます。

また食生活なども変化し若くしてハゲてくる人も少なくありません。またヘアスタイルなどの趣向の変化もあって、ハゲているとかっこ良くないというイメージがさらに強まっているのも事実です。
このことからもハゲ、薄毛ということ自体が目立つ要因にもなっています。

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